UNKNOWN CAFE＠若林-松蔭神社あたり

摩訶不思議な空間でした。 　　　

写真を整理していたら、去年の丁度今頃、
Mちゃんと、世田谷線散歩に出かけたときの写真を見つけました。
それに限らず、本当に去年は、おでかけしても、おいしいもの食べにいっても、
放置しっぱなしで、これから徐々にブログなどにアップしよう！と思っております。

で、その世田谷線散歩の写真を見ながら、
「こんなに歩いたのね、私たち、、こんなに食いまくったのね、私たち」と、
すっかり一年の速さを実感していたところ、ふと目に留まった写真。
そして、わわーーっと思い出がよみがえってきました。

その日は、三軒茶屋からスタート。
素直に線路に沿いながら、経堂まで歩いたんですが。

まだスタート地点から間もない、若林というところを過ぎたところだったと思います。



石作りのすごくおしゃれな概観。これはカフェ！はいってみよーーと、
まるでテレビの「途中下車の旅」のごとく、思いつくまま行動していた私たち。

中はとても小さなお店で、夜はお酒も出す、カフェバーでした。



なんだか手作り感たっぷりのお店。


それもそのはず。マスターが壁塗りから、全て手作りで作り上げたお店なんだとか。


撮らなかったけど、トイレもかわいかったー。



コーヒーは確かとても安くて200円ちょっとだったかな？
ドリップが濃くて、私好み。

この雰囲気ならば、きっとうけ狙いのカフェならば、ボサノバとか、ソフトジャズ、
または、エリカバドゥなんかの、こじゃれた音楽を小さく流すと思うんですが、
マスターの好みだと思われる、がちゃがちゃのテクノが鳴り響いていました（笑）

こりゃ一筋縄じゃないカフェだな、、と、今までのカフェ経験の中でも
かなりのインパクトを受けたのでした。

で、お店を出るとき、「あのショップカードありますか？」と聞いたら、
「ないんだよねー。店の名前も決めてないしーーー」

・・・なんともこの自由な空気！！！
お世辞にも静かに読書とか、長居ができるカフェとはいえないんですが
すっごく面白いコンセプトがずっしりと伝わってきたひとときでした。

で、帰ってきてから、このカフェを検索したんですが、、、
とにかくふらふらと歩き続けたせいもあり、位置関係や住所もよくわからず、
グーグルマップで、歩いた道をたどりながら、このカフェを見つけようとしたのだけど、
あの「つかまえたくてもつかまえさせないぜ。ふふ」といわんばかりの
ちょっと風変わりなマスターのごとく、全然ヒットしないんです。

これらの写真を見ながら、去年のそんなひとときを思い出しました。
今でもあるのかなぁ？それとも幻？

なかなかいけない地域だけに、すごく不思議で面白い体験をした、そんなお散歩でした。