折れなかった心 しなやかな心

今発売中のNumberの表紙です。
ショートプログラムのときの真央ちゃん
生き生きしてて本当にかわいかった。 　　　

服もイメージに合ってますよね(^^)
この写真も、スケート楽しい！って満面の笑みで
クルクルと回っていた、彼女の子供のときの画像と重なるようです。
本当にかわいいなぁ。
この笑顔がまた見られますように。

この本の中には、真央ちゃんの特集があって、
彼女の心の強さ、頑固すぎるほど強い精神力などが
エピソードとともに書かれてありました。

最初、フリーでの「鐘」は、あまりに彼女のイメージとかけ離れていたこと、
構成が難しすぎて、こなせないだろうということで、
シーズン最初、彼女がトリプルアクセルを飛べなくなったのも理由となり、
もう一つの曲へ変更しようとまわりがアドバイスしたんだそうです。
が、真央ちゃんは、「まだ出来上がってもない、この曲を
途中であきらめるのはいやです」と言って、
すごい練習量を重ねて、自分のものにしていったとのこと。
あんな可憐で、ふわふわっとしたかわいらしい風貌とは裏腹に
ものすごいアスリート魂が漲っていて、
きっとオリンピックでメダルを獲得するのは、精神力、それにつきるんでしょうね。

銀メダルのあとのあの涙は、とても言葉では一言で言い表せない
感情の嵐だったんだろうなとこの記事を読んで思いました。

その記事のタイトルが「折れない心」
彼女の精神力の強さを表した言葉。

心が折れる、、私はまあちゃんの闘病のとき、幾度となくその言葉が頭をよぎりました。
自分がどう頑張っても、病院にいるあの子を助けられないし、
何をやっても楽にならないあの子が不憫で、
もう薬や注射で命をつなぐしか、あの子が生きることができる術はないんだ。
絶望の淵で、人目をはばからずに涙ばかり流し、
まさに「心が折れそう」な感情を味わいました。

亡くなってからも、しばらくはペットロス状態が続きましたが、
自然と心がリカバリーしていくものなんですね。
自分の中の何かと戦い、勝ったも負けたも感じず
素直に、自分の思うまま、感情の赴くままに
生活をして、ようやく感情に揺らされなくなったみたいです。

やはりペットを亡くした方から、「泣きたいときは思い切って泣いていいし
悲しいんだからこれからも無理しないでいいから」と暖かい言葉をもらって、
自分の感情に無理をしないようにしました。

まだまあちゃんのことを思い出すと、うるうる来ることもあります。
ケージの中に残っていた真っ白な毛の塊を捨てずに集めてたりもします。
亡くなった日は月曜だったので、毎週月曜5時半過ぎぐらいになると、
手が止まってしまう自分がいます。
もうそろそろいい加減にそういう感情に浸るのはよくないと思われようが
私はこれでいいんだと思っています。だって家族を亡くしたんですから。
この悲しい感情をずっと忘れないで、残されたじゅぴちゃんの健康管理に
役立てればいいかなと思ったりもします。


全然、事項は違うけど、まおちゃんの悔しさ、悲しさは、
こうやって、無理に押し込めず、悔しかったこの気持ちを持ち続けることで
次のオリンピックのばねになるんでしょうね。
実際、真央ちゃんは銀メダルを、常に目の届くところに置いておき
これからの練習に励むといっていました。
私は、目につくような自分への自信がみなぎってる人よりも、
真央ちゃんみたいなアスリート精神あふれる
静かに強い精神力を持った人のほうが遥かに素敵だと思うし
自分もそういうしなやかな心を持ちたいなと思います。