苦手なんです。動物ものの映画やドラマは。
感情移入しすぎるし絶対泣くのがわかってるっつーのが一番の理由なんですが、
この映画Hachiもそう思っていました。
それは88年公開の日本版「ハチ公物語」が頭に強烈に残ってて
あれは、もう犬が可哀そすぎ、回りの人間が冷たすぎ・・・
ハチが本当に不憫で不憫で。
そして無責任な回りの人間たちも腹立たしく
あれを観た時はもうハチがかわいそうで、回りの人間の冷たさを恨み涙したものでした。
なので、ハリウッド版と聞いた時、真っ先にあの映画を焼き直しかと
ちょっと気分が暗くなったんです。
公開後、観た人の話や、レビューを観ると、評判がなかなかよくて
観る人みんなが「人間も温かく描かれてる」というので、
日本版と違うんだ、、とちょっとほっとしたのを思い出します。
そうとはいっても、シアターではきっと涙なしでは見られないだろうと思い
一人で部屋でDVDと決めていたんですが。
ひょんなことから、シアターに見に行くことになりました。どきどき。
話は、ネタばれもなにも、みんなが知ってるハチ公物語。
もう色々なところでレビューがでているのですが、
とにかくこの映画は本当にシンプルです。
シンプルな話しだけに、脚色や演出は抑え目に作られたと聞きます。
またハチ役の子犬は柴犬。
コロコロしてて、よちよち歩く姿はもうもだえるぐらいかわいいーーーーー
秋田犬は本来人に指図を受けない気質のため
トレーニングをすると大変なストレスがかかってしまうことを懸念し
子犬は柴犬を起用したんだとか。
撮影現場にも愛護団体の人が監視するという徹底ぶり。
制作には3年かかって、そのほとんどが成犬ハチへのトレーニングだったそうです。
その間には、もちろんリチャードギアも入って、徐々に犬たちに慣れるようにしたらしい。
色々なところで言われていますが、秋田犬は本当に人に媚びない犬種。
以前私のお友達が秋田を飼っていたんだけど、何度会っても、目が会うたびに、がうがう吠えられて
「いい加減に顔おぼえてよーーー。何度会ってるのよーーー」とかバカ犬扱いしたのを悔むばかり(・∀・)
ただ、確かに友達(飼い主)に対してはものすごくおりこうで、
最後の最後まで飼い主以外の人には見向きもしなかった犬です。この映画をみて納得。
バカ犬じゃなかったのね。ごめんね(>_<)
大人になってからのハチは、三匹の秋田犬が演じていて、
じっと待つ静かなシーンのときに出てもらう子、リチャードギアにじゃれたりあそんだりする子、
老犬になってからの子、、という感じにそれぞれが持ち場をきちんとやり遂げていました。
表情豊かにハチを演じる犬たち、正直「アカデミー賞もらってもいいんじゃないか?」ってぐらい
すごいんです。とにかく!
全編、セリフが少なく、抑揚も少なめの映画で、殆どがハチの無言の演技となります。
いや、、、、演技をさせるんではなくて、何時間もかけて、ハチ役の犬がこっちが思うアクションを
自然と撮れるまで、撮影スタッフはずっと待ってたんですって。
なので、犬の演技、、といっても、やらされた感がなく自然な動きは、トレーナーやスタッフの努力のたまものですね。
動物好きとしては、このあたりもポイント高いです。
私は字幕版をあえて選んで観ましたけど、やっぱりリチャードギアの「はちぃーー」が聞きたくて(笑)
リチャードギアの犬好きぶりも、よーく伝わってよかったです。
吹き替えは、あまり評判よくないですね。
ハリウッドの吹き替えものって、有名俳優がやってたりするんですが
みんなうまいんだよなぁ。。。なんで日本のはこうなんだろう?
最後はわかってはいたけど、老犬になったハチのよぼよぼ具合に涙し、
また教授と会えたシーンで、また涙。
終わってみれば、さわやか感が心にじんわりとしみわたり、
悲しい可哀そうなハチというより、もっとハートウォーミングな感情が湧き上がって
すごく幸せな気分になったのでした。
しっぽをふって愛嬌をふりまく愛玩犬と違い、自分で決めたことは最後まで貫き通す・・・
そんな凛とした精神は、秋田犬の血筋であってとても清清しい。
それはハチの表情からも伺えます。
またこれは忠実に遣える犬というより、犬と人間の枠を超えた愛情を感じました。
映画の出来としては、まあ賛否両論あるかと。
確かにちょっと強引すぎ?とかそれってどうなんだろう?とか突っ込みどころがたっぷりです。
実際に酷評されてるレビューもありましたしね。
完璧なシナリオや映画の出来を求める映画マニアさんやアンチハリウッドさんには適さないと思います。
でもいいんです。だってこんなに心があったかくなるんだもん♪
それ以上にハチに癒されて、ピュアな感情が湧き上がってきたことがうれしかった。
音楽と映像もとても綺麗です。
ちょっと心が疲れたなーとか、気分転換にやさしい気持ちにひたりたいなーとか
そういうときにおすすめ。
自分にもまだピュアな感情が残ってるってわかるだけでうれしい感じ(笑)
邪念をとっぱらって見てみましょう。
私がいった映画館では、結構な人数の「おひとりさま」がいらっしゃいました。
そして男性のおひとりさまの多いこと!!!
きっと、みんな彼女さんや奥さんの前で泣くのが恥ずかしいのかな?
結構みんな肩震わせてたり、鼻すすってたりしてました。
男性がこっそりと一人で見に行くのがHachi、、、(笑)
それはそれでかわいいです(*^-^*)
ただ、この映画のCM(フジテレビのやつ)、、、あれってどうなんだろう?
あれみると、もう立ち直れないぐらい泣いちゃうんじゃないかとか、
泣くことを目的にしてる人の期待をあおっちゃうと思うんですよねー。
正直あそこまで号泣はしないし、してる人もいなかったし。
ただただとにかく気持ちにじわりじわりと訴えかけられる話。
動物好きさんにはたまらないでしょう。
特に飼い主LOVE♪なわんちゃん飼ってる人は、もうメロメロかも。
ねーねーTomoちゃん死んじゃったら、あんたたち待っててくれる?
ゴハンさえあれば。
それより、この顔周りのうっとおしいもの、とってもらえないっすかね?
※じゅぴちゃん、カイカイしすぎで首周り負傷中(>_<)
かわいいっていってくれる女の人が遊んでくれるなら別に。
・・・猫は所詮そんなもの(・∀・)
(そこがかわいいんだけど)
※これは日本用に作られたポスター。一番好きです。
感情移入しすぎるし絶対泣くのがわかってるっつーのが一番の理由なんですが、
この映画Hachiもそう思っていました。
それは88年公開の日本版「ハチ公物語」が頭に強烈に残ってて
あれは、もう犬が可哀そすぎ、回りの人間が冷たすぎ・・・
ハチが本当に不憫で不憫で。
そして無責任な回りの人間たちも腹立たしく
あれを観た時はもうハチがかわいそうで、回りの人間の冷たさを恨み涙したものでした。
なので、ハリウッド版と聞いた時、真っ先にあの映画を焼き直しかと
ちょっと気分が暗くなったんです。
公開後、観た人の話や、レビューを観ると、評判がなかなかよくて
観る人みんなが「人間も温かく描かれてる」というので、
日本版と違うんだ、、とちょっとほっとしたのを思い出します。
そうとはいっても、シアターではきっと涙なしでは見られないだろうと思い
一人で部屋でDVDと決めていたんですが。
ひょんなことから、シアターに見に行くことになりました。どきどき。
話は、ネタばれもなにも、みんなが知ってるハチ公物語。
もう色々なところでレビューがでているのですが、
とにかくこの映画は本当にシンプルです。
シンプルな話しだけに、脚色や演出は抑え目に作られたと聞きます。
またハチ役の子犬は柴犬。
コロコロしてて、よちよち歩く姿はもうもだえるぐらいかわいいーーーーー
秋田犬は本来人に指図を受けない気質のため
トレーニングをすると大変なストレスがかかってしまうことを懸念し
子犬は柴犬を起用したんだとか。
撮影現場にも愛護団体の人が監視するという徹底ぶり。
制作には3年かかって、そのほとんどが成犬ハチへのトレーニングだったそうです。
その間には、もちろんリチャードギアも入って、徐々に犬たちに慣れるようにしたらしい。
色々なところで言われていますが、秋田犬は本当に人に媚びない犬種。
以前私のお友達が秋田を飼っていたんだけど、何度会っても、目が会うたびに、がうがう吠えられて
「いい加減に顔おぼえてよーーー。何度会ってるのよーーー」とかバカ犬扱いしたのを悔むばかり(・∀・)
ただ、確かに友達(飼い主)に対してはものすごくおりこうで、
最後の最後まで飼い主以外の人には見向きもしなかった犬です。この映画をみて納得。
バカ犬じゃなかったのね。ごめんね(>_<)
大人になってからのハチは、三匹の秋田犬が演じていて、
じっと待つ静かなシーンのときに出てもらう子、リチャードギアにじゃれたりあそんだりする子、
老犬になってからの子、、という感じにそれぞれが持ち場をきちんとやり遂げていました。
表情豊かにハチを演じる犬たち、正直「アカデミー賞もらってもいいんじゃないか?」ってぐらい
すごいんです。とにかく!
全編、セリフが少なく、抑揚も少なめの映画で、殆どがハチの無言の演技となります。
いや、、、、演技をさせるんではなくて、何時間もかけて、ハチ役の犬がこっちが思うアクションを
自然と撮れるまで、撮影スタッフはずっと待ってたんですって。
なので、犬の演技、、といっても、やらされた感がなく自然な動きは、トレーナーやスタッフの努力のたまものですね。
動物好きとしては、このあたりもポイント高いです。
私は字幕版をあえて選んで観ましたけど、やっぱりリチャードギアの「はちぃーー」が聞きたくて(笑)
リチャードギアの犬好きぶりも、よーく伝わってよかったです。
吹き替えは、あまり評判よくないですね。
ハリウッドの吹き替えものって、有名俳優がやってたりするんですが
みんなうまいんだよなぁ。。。なんで日本のはこうなんだろう?
最後はわかってはいたけど、老犬になったハチのよぼよぼ具合に涙し、
また教授と会えたシーンで、また涙。
終わってみれば、さわやか感が心にじんわりとしみわたり、
悲しい可哀そうなハチというより、もっとハートウォーミングな感情が湧き上がって
すごく幸せな気分になったのでした。
しっぽをふって愛嬌をふりまく愛玩犬と違い、自分で決めたことは最後まで貫き通す・・・
そんな凛とした精神は、秋田犬の血筋であってとても清清しい。
それはハチの表情からも伺えます。
またこれは忠実に遣える犬というより、犬と人間の枠を超えた愛情を感じました。
映画の出来としては、まあ賛否両論あるかと。
確かにちょっと強引すぎ?とかそれってどうなんだろう?とか突っ込みどころがたっぷりです。
実際に酷評されてるレビューもありましたしね。
完璧なシナリオや映画の出来を求める映画マニアさんやアンチハリウッドさんには適さないと思います。
でもいいんです。だってこんなに心があったかくなるんだもん♪
それ以上にハチに癒されて、ピュアな感情が湧き上がってきたことがうれしかった。
音楽と映像もとても綺麗です。
ちょっと心が疲れたなーとか、気分転換にやさしい気持ちにひたりたいなーとか
そういうときにおすすめ。
自分にもまだピュアな感情が残ってるってわかるだけでうれしい感じ(笑)
邪念をとっぱらって見てみましょう。
私がいった映画館では、結構な人数の「おひとりさま」がいらっしゃいました。
そして男性のおひとりさまの多いこと!!!
きっと、みんな彼女さんや奥さんの前で泣くのが恥ずかしいのかな?
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男性がこっそりと一人で見に行くのがHachi、、、(笑)
それはそれでかわいいです(*^-^*)
ただ、この映画のCM(フジテレビのやつ)、、、あれってどうなんだろう?
あれみると、もう立ち直れないぐらい泣いちゃうんじゃないかとか、
泣くことを目的にしてる人の期待をあおっちゃうと思うんですよねー。
正直あそこまで号泣はしないし、してる人もいなかったし。
ただただとにかく気持ちにじわりじわりと訴えかけられる話。
動物好きさんにはたまらないでしょう。
特に飼い主LOVE♪なわんちゃん飼ってる人は、もうメロメロかも。
ねーねーTomoちゃん死んじゃったら、あんたたち待っててくれる?
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管理人:Tomoko
のんびりが大好き
おいしい食べ物や楽しいことを
沢山つづっていきます。
愛眼K10Dで写真を撮るのが好きです。
※写真をクリックすると大きくなります。
どうぞよろしくお願いします(^-^)
★キスしたくなるくちびるコンテスト2011★
私の本館HPです。
お知らせ
2006.9月
日記の引越をしました。
++ 以前の日記 ++
06/5-06/8
05/01-06/05
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