2009 NZ旅行記★再会その２ ～家族編

オリジナルメンバー大集合！
　　　

前回の続き

今回感動したことのひとつに、NZのファミリーが最後に会った時と同じメンバーで会えたこと。
その中には、今年93歳のVちゃんのおばあちゃまもいました！

以前は、Christcherchから少し離れた海辺の素敵な町、Lytteltonに住んでいましたが、
おじいちゃまが亡くなり、しばらくは一人で暮らしていたのちに、
今は、ご高齢者専用施設に住んでいます。
なので、今回そこまで会いにいってきました。
病院も敷地内にあり、基本的に自分で自分のことをすることを目的とした施設で、
いわゆる老人ホームとはちょっとイメージが違う感じ。
一人一部屋あって、お部屋の中はワンルームマンションのよう。
日本でも、最近このようなご高齢者専用施設は増えているけれど
実際中に入ったことがないのですが、おばあちゃまが住んでいるところは
普通のマンションとなんらかわりなかったです。
しかも豪華。老人医療が進んでいる国はこういうところにゆとりがあるんですよね・・

おばあちゃまは、ちょっと耳が遠くなったり、動作がゆっくりとなっていたけど、
昔から、風貌はまるでエリザベス女王のような気品あふれる人でそれは変わらず。
しっかりとした足取りで、紅茶をいれてくれて、クッキーまでサーブしてくれました。
そして身につけてるものも相変わらず洗練されてるのー。
「あなたは確か、Student Exchangeで来たのよね？」と
しっかり私が初めてきたときのことも覚えてました(*^-^*)

おばあちゃまは、昔からかわいいものが大好きで、
Lytteltonのおうちでは、各部屋がピンクとか、グリーンとか、オレンジとか、
それぞれの色でまとめてあったり、本当におしゃれさん。
このお部屋でも、やっぱりかわいいインテリアが飾られていて、かわいかったです。



ただ、お隣の部屋にいた、とっても仲の良かったお友達が先月亡くなってしまって
ずいぶん元気がなくなってしまったとVちゃんが心配していました。
家族としてはこういう施設は安心だけど、入ってみるとそういうせつなさも隣り合わせで
なんだか身につまされる思いがしました。。。

でも、正直、おばあちゃまに会えるとは思ってなかったので、本当にうれしかった。
これからも元気でいてね。

そして、VちゃんとJくんのパパとママ。
こちらは、かれこれ15年ぐらい前に「離婚した」と手紙でVちゃんからお知らせをもらったんですが
戸籍上は離婚はしても、パートナーとしてのRelationは変わらずのようです。
今回も、いつも二人で一緒にいたし、一緒に海外旅行もいったりととっても仲がよいカップル。
ただ暮らしている家は別々で、それぞれの仕事をベースにしていて
きっと彼らにとってはこれが最適なスタイルなんだろうなって思いました。
戸籍のことを抜かせば、昔と変わらないパパとママ。
幸せそうな二人に会えただけで私もとってもハッピーになれました。

それからJくん。
当時16歳だったイケメンJ君も、娘ちゃん二人を持つパパになっていました。
ずっと結婚はせず、パートナーとして暮らしていたんだけど
去年その彼女と式を挙げて籍をいれたとのこと。
しかもJくん、恐ろしいぐらい変わってないんだ、、風貌が。
「Tomokoも全然かわってないじゃないか！」って笑ってたけど、いやいやいやいや・・・

今回、みんなでJくんのおうちにおじゃましてディナーをごちそうになったけど、
せっせとBBQで肉を焼いてくれたり、色々テーブルセッティングをしたりと
とってもいいパパになってるのに感動。



Jくんの娘ちゃんたちの基地（笑）
こういうスペースが難なくとれるのがうらやましい！


最後にVちゃん。
Vちゃんはどこか日本的な感覚を持った子で、外人特有の強烈さがなく、
どこからどうみても、陰りのない純粋な子って感じは昔からでした。
そんな彼女がママになっているもんだから、
もう本当にいい子育てぶりなんだろうなーって思ってたんですが
そんな期待を裏切らない、かわいくって素敵なママになってました。



上の女の子は7歳。下の女の子は5歳。
素直にすくすく育ってる彼女たちと忙しいながらも幸せそうに暮らしてるVちゃん。

今回の旅で会ったもう一人の友達、みそはむちゃんの時も思ったんですが、
長年離れていた間に、それぞれ、様々な人生を歩んでいたんだよなってつくづく思いました。
それでも、変わらぬ空気で出会えることができた幸せ。
時のギャップを感じないコミュニケーションは、今の私にとって本当に感慨深かったです。

序章で杞憂していたこと、、「変化」がちょっぴり怖かった今回の再会。
終わってみれば、全く変わらないで、最後にあった時の気持ちのままでいられ、
そしてNZの自然は変わらず私を優しく受け入れてくれました。
やっぱりこの国の素晴らしさと変わらぬ交流をさらに深められたという意味で
来てよかった！と思った私なのでした。

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