Cozy Diary Guns N' Roses@武道館(長文です) 忍者ブログ   
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  Cozy Diary
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You know where the fuck you areeeeee-----------?????????

伝説のロックバンドの記念すべきデビュー曲、
Welcome to the jungleの金切り声。
初めてこの曲を聴いたときの衝撃を思い出しながら、
私はその場に立ちすくみ、そして再び鳥肌が立ってしまいました。



風貌は随分変わってしまったけど、あぁ、、やっぱりAxl Roseはこの世にいたんだ・・
などと、大げさに感動してしまったひととき。

   

   


そう、Guns N' Rosesの14年ぶりの来日コンサートに行ってきました。
当初幕張のチケットを取って喜んでいたのもつかの間、(想像どおり?)延期になってしまい、
延期先の日程が合わず、キャンセルをせざるを得なかった私。
が、武道館公演が追加になったので、そちらにいくことにしました。

前回は93年の東京ドームで、3連夜、しかも全てSOLD OUT、
当時の彼らは世界各国で何百万人も動員という、飛ぶ鳥落とす勢いのバンドだったのです。

そしてボーカルのAxlは、まるで北欧の王子様のような美少年でした。


↑こんなでした。かわいいわー。

さらさらしたブロンドの長い髪、そして絵に描いたような線の細い品のよいお顔立ちなのに、
顔からはまるで想像のつかないような下品すぎる七色の声を操り、
悪魔のような声だの不気味な笑い声だの、地の底からはいでるようなうめき声だの、
甲高い声で喘ぎ声を出すだの、もう親となんて聞けないような曲ばかり。

アメリカでガンズのCDを買ったときに、
「親御さんへ:このアルバムには子供に不適切な表現、不適切な言葉が
羅列してあるので、教育上よろしくないことを理解の上、子供に聞かせるように」
なんていうシールが貼ってありました。
カナダに住んでいた頃は、「こんな曲、母さんに聞かれたら、怒られるーーー」
(注:ホストマザーは厳格なイギリス人)なんていいながら、こっそり部屋で聞いていたこともあります(笑)

Axlの声は、なんというか歌声じゃないんですね。ありゃ楽器です。
ものすごい奇声なんだけど、でもアクセル印が押されてるというか。
聞いててくせになるんですわ。
それとメロディアスな曲と、合わせてSlashのギターの名演もあって、
ビートの早いノリノリさがうまく絡み合って
めちゃくちゃ気分よくなり、トランスされちゃいます。

Slashは、いつもくわえタバコでギターを奏で、うつむき加減、
そして真っ黒で、ボリュームのあるアフロヘアーなので、
どのライブビデオをみても、顔が見えなくてムク犬にしかみえません。
が、彼のギター裁きは、本当にほれぼれするものがありました。

かと思えば、November RainやDon't Cry、Patieceのような正統派バラードや、
伸びやかなSweet Child O' Mine(のちにSheryl Crowがカバーした曲。私の着メローー)などは
聴かせる名曲として今後も語り継がれるでしょう。
本当に彼らはどこまで引き出しを持ってるんだろう?と思わせるようなバンド、
それがGuns N' Rosesであり、
非常に身の厚いものを持ち合わせた音楽軍団だったんです。



決して品行方正な彼らではないけど、そのはちゃめちゃぶりが、なんとなく悪ガキって感じで、
何をやっても、「ま、Axl(たち)だからしょうがないよ」って思わせちゃう。
とはいえ、彼らの逸話は数え切れないぐらいあるのですよ。

●夜のライブを翌朝に開始にすると勝手に変更したくせに、会場に現れずドタキャン。
●ファンがサインを要求しようものなら殴りかかる。
●ライブの最中に、「写真撮るなっ!」とマジギレたのがきっかけで、
暴動発生し、そののち観客圧死。

これは全て海外の逸話ですが、日本でも怖い話はいくつかあります。

中でも有名なのは、NHKホールでの40分ライブ(笑)
大興奮したファンが、公演途中、思わずライターを投げたら、
なんと不運(ラッキー??)なことに、Axlの顔にあたってしまい、
キレたAxlにより、たった40分で公演中止。

あと、どこでだっけな?
MCでぺらぺら喋っていたのだけど、殆どの日本のファンは、
スラングだらけのAxlの言ってることが理解できず、ぽっかーんとしていたら、
その冷めた様子が気に入らなかったらしく、マジギレしたらしい。

恐らく至上最悪のBad Temperな外タレらしく、
日本の受け入れコーディネート会社の人たちは、何人も胃に穴があきそうになったとか。

ただ、Axlは、幼少の頃の養父からの性的虐待により、
常に精神的に不安定さが伴うため、気分障害の傾向が強い・・とはつい最近知りました。

まあ、酸いも甘いも、こんな感じで彼らは間違いなく
トップロックスターにのし上がったのでした。

しかし、その後、彼らは、お決まりの内部分裂コースをたどります。
Axl Roseのワンマンぶりに、愛想をつかしたメンバーは
彼に背を向け、次々と脱退し、出て行ってしまいました。
(女を寝取っちゃったりもしたしね・・怒るわな(汗))
一応公式では、Axlがクビにしたということになっていますが。

一人残されたAxlは、意地を張って、一人ガンズを保っていました。が・・・
その後も不摂生がたたり、2002年のリオでの公演で、久々に見せてくれた姿はまるで別人。
ただのデブなおっさんに成り下がっていました。
「・・・この人、WWEのどなた様?」などと、まじでプロレスラーかと見間違ってしまったほどです。
昔の王子様はどこへ・・美少年とは程遠いおっさんが目の前に。
しかも昔のステージで走り回る姿は影を潜め、ちょっと歌うと息切れしてしまう感じ。
その後、MTVを見たのですが、悲しくなるほど声が出ていませんでした。
他の往年のロックスターたちと違い、(AeroSmithのSteven Tylerや、BonJoviのJonとか、、)
全く覇気がありません。
ステージから長く離れてしまうと、ここまで変えてしまうのか、、と愕然としてしまった私。
もうあのやんちゃで、自信家で、かっこよくて、魅せるライブをしていたAxlはどこにもいませんでした。
同時に年を取った哀愁、過去にしがみついてる姿なども見え隠れし、なんだか悲しくなったことを思い出します。
その後もなんとなく気になっていた存在ではありましたが、
もう日本のライブで見ることはできないかも、、なんてあきらめ、
CDを懐かしく聞いていたところ、ビックニュースが!
日本に来日すると聞いたときは、正直、嬉しさ半分、不安半分、、ってな感じでした。

台風4号と申し合わせたように来日した彼ら。(ガンズらしい・・(笑))
ちゃんと公演をやるんだろうか、、だの、
途中で「かったりーから やーめた」って帰っちゃうんじゃないかとか、
色々ファンの中では、素直にチケットを喜んで受け取った人はいないと思います。
ある意味、賭けですからね。

前日の名古屋ライブに参戦した洋楽フリークスのYUMIKOさんのレポートを読んで
なんだか血が騒ぐのを感じました。これは期待できるかも!と!!
(騒ぎすぎて熱を出しましたが(^-^;))
※YUMIKOさんのレポートはこちら
【ガンズ・アンド・ローゼズ】LIVE in Nihon Gaishi Hall
【Guns N' Roses】LIVE in 日本ガイシホール セットリスト

そんな感じでこわごわ行った、武道館ライブ。
各地でのライブレビューを見ると、大体1時間ちょいは遅れるみたいなので、
18時の開演のところ、ゆっくり19時に到着(笑)
余談ですが、海外のガンズのコンサートは20時始まりのところ、
前座が一時間遅れ、本公演が2時間遅れ、
始まったのが23時、終わったのが夜中1時とかざらにあるそう。
それもコンサートにいくためには必要不可欠な時間なんですけどね。

オールスタンディングなので、立ちっぱなしで待つのはきつかろう、、と思い、
私は外でしばらく待つことに。
開場の外は、やはり同じく開演待ち組が、ぼーっと座って待っていました。

武道館のコンサートは、8年ぐらい前のリッキーマーティンか、
それともブライアンアダムスが最後だったか、、
とにかく忘れてしまったけど、本当に久しぶり。
やっぱりドーム級より、このぐらいのほうが聞きやすくて開場の一体感もあって良い♪

グッツの販売をちょろっと見たけど、Tシャツは黒一色。
黒のTシャツは、うちの猫たちの毛問題につき、眺めるだけで終了。
みんな買って、その場で着替えていました。

開場に入ると、もうみんな戦闘体制。
しかも男子率高ーい!(男子というか・・ロックなおやぢというか・・)
非常に汗臭い、男臭い中、ちんまりと待つ私。
本当に周り、女子がいなかったので、一種異様な雰囲気(笑)
しかし、年齢層高いです。そんでもって、一昔前のロックな格好。
それに、着ているTシャツなんかも、いかにもレア!ってのがあったり
見てるだけで楽しい。
うーん、みんな気合入ってるなぁ。

私は比較的ちびっこなので、こういうとき、ちょこちょこと前に前に行かれて便利です(笑)
心配だったお客さんの入りも、見る限りほぼ満席に近く、
伝説のバンドの復活を待ち望んでるのは私だけじゃないんだと思った次第です。

7時10分過ぎ、客電がぱっと消え、あのイントロが・・・
そう、Welcome to the jungleでライブはスタートしました。
すでに1曲目だというのに、客のヒートは最高潮になり。。。
で、Axlがスポットライトを浴び、私たちの前に姿をあらわし、叫んでいましたっっ!!
ひいーーーーやっぱりあんたは最高!



そんで、I wanna hear your screeeeeeeeeeem!!!で、悶絶しそうーーー!
それと、シャナナナナナナナ(笑)お決まりですね(≧▽≦)
あぁ、やっぱり生Axlいいわぁ。
この金切り声、脳みそに突き刺さるわぁ。

Axl、声出てるし、確かに体は太って大きくなった分、
なんだか貫禄というか、心の余裕、大人の余裕が感じられるのです。
しかも、昔と変わらぬ、高音、音量、すごいです。45歳になるのね・・いつのまにか。
2001年のリオや、2002年のMTV、サマソニよりずっといいステージが見れたような気がします。
途中でグラサン外したんだけど、顔はやっぱりあの顔なのーーー。
彼は童顔なのね。あとはゴツいプロレスラーみたいになっちゃったけど(笑)
しかも腕のTatooも、懐かしい・・・なんて見入っちゃいました。
あのクネクネダンスも健在だし(笑)

私の周りのおじさま(おっさんといいたいところだが)たちのノリがすごく、
殆ど、アクセルの声が聞こえないことも(涙)
「アクサァーーーーーーーーーーーーーー」
(あくせるの発音をネイティブに発音すると、こう聞こえます(笑))と至る所から太い叫び声が聞こえまくってます。
黄色い声が飛び交ってるボンジョビとは大違い!
でも、おじさんたち発散してるなぁ、みんなあの頃の時間を共有してるんだなぁとなんとなく感慨深くなったり。

往年の名曲は、とにかく大盛り上がり。私もおっさんたちにまけじと、歌って騒ぎましたよ。
でも、新曲については、私も含め、周りの人たち、あまり予習してる人がいなかったせいか
しーんって感じで、ただ体を揺らしてただけでした(笑)

チケット代が普通よりかなり高い金額でしたが、行ってよかったーーーと思いました。
次にいつ彼らに会えるかわかりませんからね(笑)
ただ、欲を言えば、やっぱりAxlが死ぬ前に、一度Slashと仲直りして
ステージに立ってもらいたいなぁ、、、

やってもらいたい曲は殆ど聴けたので、大満足。
(ま、Back Off Bitchとか、Don't Damn Herとかの早口も聞きたかったけど(笑))
それにしても、最後のParadise Cityにはしびれましたねぇ。
会場も大合唱でしたし、周りの人、誰も帰らなかったもん。

私はといえば、帰りもIpodで、ガンズだけ抽出して、ずっと聞いていました。
本当に素晴らしいライブでした!
(長文失礼しました!!興味のない方すみませんっ!)

セットリストはこちら。

1. Welcome To The Jungle
2. It's So Easy
3. Mr. Brownstone
4. Live And Let Die(Robin Finck Solo)
5. Sweet Child O' Mine
6. Better
7. Knockin' On Heaven's Door
8. You Could Be Mine (Dizzy Reed Solo)
9. The Blues (Richard Fortus Solo)
10. Out Ta Get Me
11. November Rain
12. I.R.S.~Ron "Bumblefoot" Thal Solo
13. Don't Cry
14. My Michelle
15. Liquor And Whores (duet with Bubbles)
16. Used To Love Her
17. Patience
18. Nightrain
アンコール
1. Madagascar
2. Paradise City

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