4月は色々なカナダの思い出

今日4/17は、90年代初め、私がカナダで一番長い滞在をしたスタート日にあたります。

　　　

ずっと実家暮らしだった私は、家を離れるということに、あまりピンときておらず、
妙な心細さを感じていました。
成田空港に見送りにきてくれた家族や友達みんなと、最後に出発ゲートで離れるとき、
この世の別れ、、ぐらいに思ってました。
出発時は、そのぐらい孤独感を感じていたんです。

ただ、バンクーバーの空港に着いてから、長い滞在のためにImmigration Officeにて
入国のスタンプをもらった時、妙な安堵感を覚えました。
そしてホストファミリーの父さんと母さんの姿を、待合ロビーで見つけ、
ぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでいた私。（若かった・・（笑））
母さんが、「Oh, You are exciting!]と笑ってハグハグしてくれたのが、
本当にまるで昨日のことのようです。
これから待ち受けている過酷なカナダ生活など、まるで予想をしておらず、
純粋でお気楽な夢を100％抱いてスタートした日でもありました。
ただあの時のスタートがあってこそ、今の自分がいるんだと自負したりもします。

4月は、そんなわけで、そんなスタートした日もあり、
母の病気で急遽帰国して、カナダ生活を終わらせた日もあり、
また、母さんの命日もあり、色々な節目が沢山詰まった大切な月。
ついつい、忙しさにかまけて、忘れてしまいがちですが、
そういう時だからこそ、思い出は大事にしていきたいと思います。